実は、親の介護でトラブルになってしまったり、後悔してしまったりすることは少なくありません。
介護する側も受ける側も、お互いに良い関係で居続けたいものですよね。
そこで今回は、親の介護で後悔しないためにはどうするべきか、介護事業者がお伝えします。
親の介護で後悔しないためには?
冒頭でお伝えしたように、親の介護を終えた後、後悔する方は多くいらっしゃいます。
その多くの方が、「自分に十分な知識がなかったことを後悔している」と悔やんでいるのです。
親の介護を迎える方の多くは、介護の知識や経験がほとんどありません。
日本人の特徴として、「元気なうちから介護の話をするのは失礼」「まだ親の介護は先の話だ」などのように深刻な話題を避けてしまう傾向があります。
しかし、このような考えが親の介護の後悔を生み出しているとも言えます。
親の介護で後悔しないためには、しっかりと「介護の予習」をしておく必要があるでしょう。
例えば、「介護にはどれくらいのお金がかかるのか」「どのような介護制度があるのか」「使える介護のスキルはどのようなものなのか」などが挙げられます。
知識にプラスして、実際に介護の経験などがあると、さらに安心できるでしょう。
「介護の準備」について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください!
介護の勤務体験で備える
やはり、知識だけ身につけていても、その知識が実際に使えるのかは分かりませんよね。
実際に、その知識がどう活かされるのかを理解する必要があります。
そのため、介護の知識を身につけるだけでなく、使える介護の知恵を蓄える必要があるでしょう。
そこで皆さんにおすすめしたいのが、「勤務体験」です。
また、介護に興味を持たれた方は、そのまま時短勤務での就職も可能です。
仕事と親の介護の両立、仕事と育児の両立、さらに仕事と親の介護と育児の両立などの多重ケアが必要な方にとって、理想な働き方、職場を見つけられるステップとしておすすめです。
「親の介護と子育ての両立」について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください!
まとめ
今回は、親の介護で後悔しないためにはどうするべきか、介護事業者がお伝えしました。
介護をする側にとっても、介護を受ける側にとってもより良い介護になるように介護の予習をすることをおすすめします。
皆さんの介護期間がより良いものになることを願っております。
岡山市の介護施設 管理者兼介護職員
現役介護職として現場と管理者を担当
MBA(経営学修士)
PUROPOSE:本気の大人をつなげる
MISSION:居場所と生きがいを作る
VISION:お世話の輪の有る社会を創生
VALUE:医療介護従事者と患者様/ご利用者様の真の幸福を追求する
コメント