【現役介護職】初任者研修を取得後の給料!

介護職

介護職としてキャリアのスタートラインとして、「初任者研修」があります。

皆さんの中にも、この初任者研修を取得後、給料はどれくらいになるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、初任者研修を取得後の給料について、岡山の介護職が紹介します。

初任者研修取得後の給料相場

初任者研修取得後の給料相場は、令和2年2月時点で、平均月給30.1万円ほどになります。

※平均給与額は、基本給(月額)+手当+一時金(10〜3月支給額の1/6)

平成31年度と比べると、約1.5万円増加しており、右肩上がりしている傾向にあるでしょう。

では、保有資格なしの方と比べて、どれくらい給料に差が出るのでしょうか。

保有資格なしの給料相場は、令和2年2月時点で、平均月給27.6万円ほどです。

こちらも平成31年度と比べると、約1.1万円増加しており、右肩上がりしている傾向です。

しかし、初任者研修を取得している方と保有資格なしの方を比べると、2.5万円ほどの差があることがわかります。

参考:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

単純に計算してみると、年収ベースで30万円ほどの差があるでしょう。

ボーナスを含めると、さらに差は大きくなります。

初任者研修を持っている方は、研修で学習している基礎知識やスキルが、そのまま仕事に活かされるので事業所内での指導が短縮されます。

上記のようなことが給料の違いの理由の一つになるでしょう。

実務者研修に挑戦して給料アップ

介護職では、保有資格の有無が給料に大きく影響することがおわかりいただけたことだと思います。

介護職のキャリアアップとしては、「初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」という順に上位資格があります。

現在、初任者研修を取得している方は、ぜひ実務者研修に挑戦してさらに給料アップを目指してみてください。

実務者研修は、介護職員初任者研修の上位に当たる資格です。

「基本的な介護提供能力」「医療的ケアに関する知識や技能」の習得を目的としています。

2017年1月の試験より、介護福祉士の受験資格として実務者研修の取得が義務付けられました。

介護施設で働きながら、国家資格の介護福祉士を目指す方は、実務者研修の取得が必須になったのです。

また、事業所に必ず配置されるサービス責任者も実務者研修が必要になりました。

正確にいうと、介護福祉士の資格を取得するか、実務者研修を取得するかが必要になります。

これらのことから、介護職でキャリアップするには避けては通れない資格と言えるのではないでしょうか。

実務者研修は、取得まで6ヶ月ほどかかります。

しかし、初任者研修を取得している方は、6ヶ月を待たずに修了証が発行されます。

オンラインで受講できるスクールも増えてきているので、スキマ時間での学習も可能です。

実際に、私は通学6日間と自宅学習だけで資格を取得しました。

通っていた岡山の学校:

令和3年度介護福祉士実務者研修のご案内|学校法人ベル学園 岡山医療福祉専門学校(岡山)

費用はお住まいの地域やスクールによって、差があるでしょう。

また、所持資格によっても費用が異なります。

既に介護施設で働いていれば、職場が学費を一部または全額負担してくれる場合も多いです。

初任者研修取得の場合:8万円〜13万円

無資格者の場合:10万円〜15万円

多くの方が介護職として働きながら、取得を目指しています。

資格を取得すると、給料面以外にも、仕事の幅が広がったり、自分のスキルアップを感じることができたりと、やりがいやモチベーションにも大きく影響してくるでしょう。

まとめ

今回は、初任者研修を取得後の給料について、岡山の介護職が紹介しました。

介護職は、未経験・無資格でも、経験をつんだり、資格を取得することによってキャリアを築いていきやすい仕事です。

ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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