「似たような内容で職場体験やボランティアという言葉が使われている」
「そもそも、職場体験とボランティアの違いって何だろう」
このような思いをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、求職者の方へ、職場体験とボランティアの違いについて解説します。
職場体験とボランティアの違いとは?
職場体験とボランティアには、どのような違いがあるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
なぜなら、職場体験とボランティアという違う言葉を使っているのにもかかわらず、いざ蓋を開けてみると似たような内容であることが多いからです。
では、実際にどのような違いがあるのか見ていきましょう。
職場体験
一般的に職場体験は、小学生・中学生・高校生を対象に行われるものです。
職場体験は、学校と地域の企業が協力し、学生に職業の現場を体験させることを言います。
最近では、大人向けの職場体験も少しずつ普及しており、企業が直接応募しているものもあれば、求人媒体や職場体験サービスから応募できるものもあります。
大人向けの職場体験の場合、職場体験をしながら、お金を得られるというケースもあるでしょう。
詳しくは以下の「大人でも職場体験ができる?」で解説しています。
ボランティア
一般的にボランティアは、個人の自発性と公共性、そして無償制に基づく地域貢献活動とされています。
高齢者と若者の交流や児童保育のサポートなど、地域密着型のさまざまな活動に取り組みます。
詳しくは以下の「介護ボランティアを行うメリット」で解説しています。
これらの活動の中に、職場体験と似た内容が含まれていることがあるので、同じものとして捉えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
分かりやすいポイントとしては、金銭が発生するか発生しないかの点です。
しかし、職場体験と言っても、金銭目的でない場合がほとんどでしょう。
また、お金を得ながら職場体験を行うことができる機会は、多くありません。
結果、職場体験もボランティアもどのような目的で行うかによって、意味が変わってきます。
職場体験やボランティアという言葉を見かけた際は、上記の内容に注意し、どのような目的で行われるものかに着目してみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、求職者の方へ、職場体験とボランティアの違いについて解説しました。
職場体験とボランティアの違いは、目的によって異なるということがお分かりいただけたと思います。
岡山市の介護施設 管理者兼介護職員
現役介護職として現場と管理者を担当
MBA(経営学修士)
PUROPOSE:本気の大人をつなげる
MISSION:居場所と生きがいを作る
VISION:お世話の輪の有る社会を創生
VALUE:医療介護従事者と患者様/ご利用者様の真の幸福を追求する
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