介護業界に限らず、皆様の生活が2025年に大きく変化する事をご存知でしょうか。
ニュースなどで国民の4人に1人が後期高齢者(75歳)になるという話を聞いたことがありますか?
これは、「第一次ベビーブーム(1947年~1949年生まれ)の世代が75歳になる」ことによって、現役世代に強く影響を与えるのが2025年、つまり3年後であるという話です。
今回は、知っておくべき2025年問題!親の介護編として、現役介護職が解説します。
2025年に変わる あなたの生活
3年後を待たずして、既に発生している大問題は、労働人口の減少です。
2018年と比較して2025年には約230万人の就業者が減少します。
これは、岡山県の総人口190万人より多い数値です。
このように、働き手が急激に減少する中で、現役世代の親が後期高齢者(75歳)を迎えると、どのような影響が出るのかを考えてみます。
まず、現在の日本の「平均寿命」は、男性81歳、女性87歳です。
そして「平均健康寿命」は、それより約10歳ほど若い、男性72歳、女性75歳です。
つまり2025年とは、日本人の4人に1人が健康寿命を過ぎ、介護を必要とする時代になるという事です。
残る4人のうち3人が介護を行う側になるのですが、上述の通り、労働者人口の減少によって介護業界の働き手も不足しています。
その人手不足によって、介護施設では空き部屋があるにも関わらず入居できない事例が、地域によって発生しています。
あなたのご両親がいざ介護施設を探し始めたとき、持病の対応ができて、ご自宅に近く、且つご予算にも合うという「最適な施設」はすぐに見つかるでしょうか。
自宅で親の介護が急増する時代
施設を探してくれる代行業者様も有りますが、1人の担当者が100名の入居希望者を抱えているのが現状です。
実際に、介護施設を見つけるまで長期間かかる事例が、2022年に入って見られ始めています。
入居の順番待ちの間に、ご自宅で親の介護をされる現役世代が急増していく事が予測されます。
これが実は、あなたの生活を大きく変え得る介護の2025年問題の実態なのです。
あなたは、自信をもって、ご自宅でご両親の介護ができますでしょうか。
もしも、不安が有る場合、介護スキルを手短に習得する画期的な方法があります。
それは、介護施設で勤務体験を行うサービスを利用する、という方法です。
プロの介護スキルを学びながら、週に1日からの短時間勤務を行うことで
将来発生するご自宅での介護について自信と知識を深めていく、
このような関わり方が簡単にできるとしたら、試してみたいと思われませんか。
まとめ
今回は、知っておくべき2025年問題、親の介護はどうなるのかについてご紹介しました。
気になる施設がある方、介護の知識を見つけおきたい方は、お気軽にお問合せください。
岡山市の介護施設 管理者兼介護職員
現役介護職として現場と管理者を担当
MBA(経営学修士)
PUROPOSE:本気の大人をつなげる
MISSION:居場所と生きがいを作る
VISION:お世話の輪の有る社会を創生
VALUE:医療介護従事者と患者様/ご利用者様の真の幸福を追求する
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