親の介護の不安は、誰もが抱える悩みになります。
特に、一人っ子の方は、「自分一人で親の介護をうまく行うことができるだろうか」と心配になる方が多いです。
一人っ子の親の介護でよくある悩みについて、以下のブログで紹介しています!
そこで今回は、一人っ子の親の介護のポイントを現役介護職が解説します。
一人っ子の親の介護のポイント
一人っ子の親の介護のポイントは、「一人で抱え込まないこと」です。
一人っ子の場合に限りませんが、親の介護は一人で抱え込まないことがとても大切なポイントになります。
やはり一人っ子の方は、「自分一人で親の介護をこなさないといけない」という考えになりがちなので、注意が必要でしょう。
一人で抱え込んでしまうと、「介護ストレス」や「介護うつ」などの原因になってしまいます。
介護ストレスについて、詳しくは以下のブログで紹介しています!
誰かに相談したり、介護サービスを活用したり、色々な場面で協力者の手をかりるようにしましょう。
以下のような介護サービス活用例を参考にしてみてください。
・訪問介護や定期的な訪問による見守りを利用することで、介護者の体力面、精神面での負担を軽減する
・デイサービスに通うことで、日中の介護負担を減らす
・食事の宅配サービスを利用することで介護者の負担が軽減され、バランスの良い食事を提供できる
上記以外にも、介護休暇や介護休業など、親の介護をサポートする制度を活用することをおすすめします。
親の介護の相談窓口を見つけよう
一人っ子の親の介護のポイントは、一人で抱え込まないこととお伝えしました。
少し前述しましたが、「誰かに相談すること」が対策として有効です。
では、具体的にどのような相談窓口があるのか、紹介します。
地域包括支援センター
地域包括支援センターは、地域の高齢者の生活に関する相談窓口になります。
保健師や社会福祉士、ケアマネージャーなどの専門家が在籍しており、親の介護についての悩みを解決してくれます。
基本的に相談は無料ですので、お住まいの地域の地域包括支援センターを確認しておきましょう。
民生委員
民生委員とは、地域密着の相談員です。
身近な相談相手として、親の介護の相談窓口になってくれることでしょう。
例えば、定期的な見守りや生活の相談、様々な機関との連絡など、頼りになる存在です。
介護相談会
NPO法人や社会福祉法人、介護施設など介護相談を行っている団体は多くあります。
定期的に開催されている場合や、イベント形式で行われている場合など様々です。
一人っ子の親の介護のことで心配事がある方は、ぜひ介護相談会に参加してみてください。
まとめ
今回は、一人っ子の親の介護のポイントを現役介護職が解説しました。
一人っ子の親の介護のポイントは「一人で抱え込まないこと」、そして相談窓口を見つけることが大切です。
また、事前にある程度介護知識を蓄えておくことで、親の介護をスムーズに行うことができるでしょう。
岡山市の介護施設 管理者兼介護職員
現役介護職として現場と管理者を担当
MBA(経営学修士)
PUROPOSE:本気の大人をつなげる
MISSION:居場所と生きがいを作る
VISION:お世話の輪の有る社会を創生
VALUE:医療介護従事者と患者様/ご利用者様の真の幸福を追求する
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