【良い介護施設】面会ルールで見極める方法とは

介護施設

「介護施設の種類が多過ぎて、どれを選べば良いか分からない」

このようなお声が良く聞かれます。

現役介護職
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ご安心ください。見極めるポイントはあります。

今回は「面会ルールで見極める良い介護施設」と題してお伝えします。

なぜ面会ルールで見極める事ができるのでしょうか?

面会ルールは○○を守る為に有る

現役介護職
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入居系の介護施設において、最も重要な事は何でしょうか?

少し記事を読みながら想像してみていただけますでしょうか。

介護施設にはあなたのご家族が住んでいらっしゃいますが、もちろん他のご家族も住んでいます。

例えば、80歳になるあなたのお母様が入居している介護施設には、誰かのお父様(75歳)やお母様(85歳)も入居しています。

つまり、個室でご本人の時間を過ごす場面と、共同生活をする場面の両方が存在します

その環境で、介護職員は何を最も重要視するでしょうか?

安心で安全な生活が、全員に提供される場

共同生活という側面が有る以上、あなただけの都合が最優先にはならない事は、容易にご理解いただけている事でしょう。

現役介護職
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この観点で捉え直した時に、面会ルールは何を守るべきでしょうか?

この観点で捉え直した時に、面会ルールは何を守るべきでしょうか?

もしも、入居しているご利用者様の「心身の健康を守る事が第一優先である」、と言われたならばどのようにお感じになりますか?

特に医療介護従事者は、感染症拡大防止の観点で、この数年間を高い緊張感の中で三密回避に取り組んできました。

例えば、3年間外食を自粛したという方もいらっしゃいました。

同様に、3年間県外に移動しなかったという声も多く聞かれます。

この高い意識と実行力によって、あなたのご家族は感染リスクの低い環境で安心安全な生活を過ごすことができています。

面会がある程度は厳しく制限されているという事はつまり、あなたのご家族が守られているという事です。

誰でもいつでも海外来訪者や県外来訪者も自由に入室できる施設というのは、命を守る現場としては、今はまだ時期尚早でしょう。

このように、面会ルールの厳しさとは、介護施設の良し悪しを判断する指標にもなり得ます。

また、厳しいルールを順守できる組織力も問われます。

感染症拡大状況に合わせた柔軟な変更力は、トップダウンの指示およびボトムアップの提案力・現場力を示します。

これらを考慮して、面会ルールは施設選びの重要なポイントになると言えるのです。

介護とはその人らしく過ごすための支援である

現役介護職
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ルールは厳しくとも、面会は介護職員にとっても実は喜ばしいものです。

面会が、ご本人の生きる意欲の向上に非常に効果的だからです。

介護職として、ご本人のリハビリ意欲や食欲向上に取り組んでいる中で、ご家族との面会日を目標において生活リズムを整える支援を行なう事は、大変な苦労ではありますが、面会当日のご本人の笑顔で全て報われる、救われるような気持ちになるものです。

ぜひ、写真や記念になるお土産を持って面会に来て欲しいと思います。

面会ルールには、施設ごとの特徴がある

これまで述べてきた面会ルールは、介護施設ごとに差があります。

歓迎される時間帯や、人数、頻度など、好ましい場合と嫌がられる場合が有ります。

ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

今回は、「面会ルールで見極める 良い介護施設」をご紹介しました。

面会ルールは○○を守る…つまり、入居しているご利用者様の「心身の健康を守っている」のであるとお伝えしました。

また、そのルールを守る事は、組織力や環境変化への柔軟な対応力・現場力も問われます。

ルールがしっかりした介護施設こそ良い介護施設であると、ご理解いただけますと幸いです。

あなたの生活に、介護が突然やってきても対処できるように、介護の実際をお伝えして参ります。どうぞご愛読くださいますようお願い申し上げます。

〜参考資料〜
高齢者施設における面会の実施に関する取組について 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00014.html

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